父が霊界に行きました
タイトルのとおりです。
父が亡くなりました。
見つかったのは先月、
ひとり暮らしのアパートで
死後3ヶ月ほど経っていたそうです。
今日、父の姉がかなりあの母の所を訪ねて来てこの報告があったらしいです。
かなり腐敗が進んでいたようで、
死因はわかりませんが自死ではないと勝手に思っています。
かなりあの両親は離婚しているので、
父とは20年会っていません。
子どもの時は
「自分勝手で、母を苦しめる人」
としか思えませんでした。
大人になり、心理学を学び、
霊的真理というものを知ったここ数年は、
「両親から真っ直ぐ愛されたかった人」
「本当は寂しさを持った人」
だったんではないかな?と、
父を理解しようと思う気持ちが出てきたところでした。
かなりあにとっては良い父親ではありませんでした。
でも妹は、母の入院時に父から髪を結んでもらった記憶が印象にあるようで、
「優しいな」と感じていたそうです。
母は壮絶な結婚生活を送りましたが、
10代で出会ってしばらくは父を好きだった時期もあったことと思います。
伯母からしてみれば、可愛い弟でしょう。
祖母にとっても、愛し方とその伝え方を間違えてはいたけど可愛い息子だったと思います。
母の様子が気になり電話をしたところ、
「まだ亡くなった実感がないけど、
霊的真理を知っていたから
肉体から解放されて良かったねーと思った。
あくせく働いて、家に帰っても一人でカップラーメンとか食べて寂しく過ごすより良いよね。
亡くなってからは、かなりあや妹のところにも会いに来たかもね〜」
と意外にも普通に話していた母。
霊的真理を知っているからこそ
出てくる言葉だなーと思いながら聞いていました。
霊的真理の知識をもってすれば、
人の死を必要以上に深く悲しんだり嘆いたりすることはないのだと感じます。
世間一般的に考えれば、
一人アパートで倒れ、3ヶ月間誰にも見つからず孤独に亡くなった父は可哀相なのかもしれません。
しかし“霊”的な目線で見れば、
「今世での修行お疲れさま!おめでとう!」
なのです。
父とかなりあは良い親子関係ではなかったけど、
いつかの過去世では父と息子であり、
すごく尊敬できる良い父親だったそうです。
かなりあが死んだら、
霊界で会うことがあるかもしれません。
この先の転生でまた関わる可能性もあります。
その時はまた違った関係性を築けるよう、
自分も霊格を上げていかなければと思います。
父の冥福を祈ります。
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